高校生平和カレンダー寄贈

核兵器廃絶などを訴えて国内外で活動している高校生1万人署名活動実行委は26日、全国各地での署名活動や今年の高校生平和大使の訪欧の様子などを紹介した「2017高校生平和カレンダー」(B4判)500部を長崎市に寄贈しました。
 
カレンダーは、同実行委と高校生平和大使派遣委員会が、東日本大震災の被災地支援にと12年版から毎年製作し、被災地や被爆地に贈っていいます。
 
17年版は、スイス・ジュネーブの国連欧州本部での平和大使のスピーチや、街頭で署名への協力を呼び掛ける様子などを写真を用いて紹介している。
 
同実行委メンバーの高校生4人が市役所を訪問し、田上富久市長に手渡しました。
活水高2年の橋口真衣さんは「世界各地でさまざまな活動をしてきた。来年も被爆者の話を聞き、自分たちの思いを世界に発信したい」とあいさつ。田上市長は「若い人の活動がとても大事な時代になっています。
 
胸を張って活動を続けてほしい」とエールを送った。
 
市は受け取ったカレンダーを市内の市立小中学校や公民館に配布する予定しています。