邦画各社のカレンダー 今年の顔は?(東宝)

邦画大手の東宝、東映、松竹が毎年発売しているオリジナルカレンダーを紹介します。

新人から大御所まで、その年に活躍した映画スター達の撮り下ろし写真が掲載されている3社のカレンダーです。

デザインや構成にそれぞれの特徴を感じる事ができるが、同時にその人選も各社のテイストをよく表しています。

選ばれているのは、各社の配給作品に出演した俳優や、関連事務所に所属するタレント達で、まさに“イチオシ”と呼べる存在ですね。

果たして、今年はどんな役者達が各社の“顔”に仲間入りしたのか?各人の2015年の活躍を振り返りながら、2016年版のカレンダーを紹介したいきたいと思います!

■長澤まさみが12年連続表紙の「2016年東宝カレンダー」

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まずは「2016年東宝カレンダー」です。

長澤まさみさんが12年連続で表紙になっています。

12名の女優がそれぞれ別の場所でロケを行っているのがこのカレンダーの特徴です。

今回は初登場こそいなかったものの、注目のフレッシュなキャストが多数登場しています。

今年はミュージカル「赤毛のアン」に主演し、『ちはやふる -上の句-』(16年3月19日公開)や『君の名は。』(16年8月公開)が控えるなど勢いに乗っている上白石萌音が2年連続の登場となりました。

また、彼女の2歳年下の妹で、『脳漿炸裂ガール』(15)で映画初出演を果たした“東宝シンデレラ・グランプリ”の上白石萌歌や、上白石姉妹と同じく昨年のカレンダーに初登場し、現在公開中の『orange-オレンジ-』に出演している山崎紘菜も2年連続です。